庭屋一如 (ていおくいちにょ)
6月のいまごろ 梅雨の合間に ひんやりとしたさわやかな風がさらさら吹く日があります。 今日の風は みどりを揺らすやさしい風🌳 ちょうど れんげハウスの定休日 🌿 リビングから みどりを眺めています
アナベル

あじさい

パッションフラワー メディカルハーブ
🌳 🌳 🌳
ガーデンセラピーを学んでいる時、微気候(びきこう)という言葉に出逢いました。
『住む人が日々の暮らしの中で、自然の風や日照などがつくる心地よさを実感すれば、
自然とのつながりが改めて意識に上り、それを少しでも良いものにしようと考えます。
そして良好な外部環境づくりのために みどりを植え、庭を作ろうとします。
本来、窓を開けて入ってくるのは、単なる「外気」ではありません。
微弱の風 、その清涼な、あるいは湿った肌への感触、草花の香りや鳥や虫の声、
それらも一緒に運ばれてきます。
季節感や、それによって懐かしくよみがえる思い出もあるかもしれません。』
🌿 🌿 🌿
きょうの心地よい風にそんな文章を思い出しました。
庭屋一如 … 古来より日本では庭と家屋を一体で捉えてきました。
では、現在の住宅環境では、どう捉えたらいいのでしょう?
内側 と 外側 をあいまいにする
というとらえ方がいいのではないかと 私は思います。
外側にあるものを内に取り入れ、
内側をより快適な空間にする。
屋外にある 四季の情緒 を取り入れるということは
私たち人間のこころのうちに ほっとしたすきまを作ってくれます。
色や 香り 手ざわりや 味覚 音
これらを、瞬間でも感じることができたら
庭屋一如を知る と言うことができるんじゃないかな…🍀










